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2012年4月19日

【ヤバい食品】 お米、魚、牛乳、野菜の放射能汚染

【ヤバい食品。放射能汚染 検査結果】

*2014年12月16日更新版。

食品の放射能汚染の測定は、家庭用の放射線測定器やガイガーカウンターでは困難、と言われています。正確に計測しようとすれば、数百万円の機材が必要なのです。

なので、そうした検出器を使って放射能検査をしているサイトを参考にすると、便利だと思います。

おすすめのサイトには、次のようなものがあります。

生活クラブ http://seikatsuclub.coop/coop/news/20110905top.html
東都生協 http://www.tohto-coop.or.jp/
厚生労働省のHP http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/index.html

他にも検査結果を発表しているところは、たくさんあります。ですが、「東日本の食品を検査しているのに、ほとんどセシウムが検出されてない」といったウソっぽい会社が大半なのです。

上記に加えて、書籍『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル』(宝島社)も参考にしています。この本では、主要食材200品目の放射能汚染の傾向がまとめられています。


【食品危険度ランキング】

上述の『食品の放射能汚染 完全対策マニュアル』では、100点満点で食品の安心度の評価がなされています。

ちなみに、レンコンは、なんと1点。 東京市場では、ほとんどが茨城産。そして、レンコンは、泥の中で育つといった点が背景としてあるのだそうです。

以下、この本から、安心指数50点未満の危険食材を抜き出してみました。

・レンコン 1点
・コンニャク芋 2点
・モヤシ 4点
・落花生 9点
・クリ 9点
・ミズナ 10点
・サツマイモ 13点
・チンゲンサイ 14点
・シュンギク 18点
・カブ 23点
・ホウレンソウ 24点
・ナシ 24点
・ニラ 27点
・モロヘイヤ 31点
・葉ショウガ 33点
・はくさい 36点
・パセリ 37点 
・ピーマン43点
・ネギ 47点
・トウモロコシ 49点
・イチゴ 49点
・キャベツ 49点


【栗にも注意】

2014年9月 福島市による栗の検査結果(「市民の持ち込み検査」の結果)では
308件中 143件でセシウムを検出
うち基準値超え 27件
栗のセシウム濃度の最大値は、1,897 Bq/kgでした。

栗の放射能汚染の現状については、当ブログの次の記事でまとめています。

【まとめ】 栗の放射能汚染の現状 (食品のセシウム汚染)


【食品の放射性物質検出の傾向は?】

福島のスーパー「いちい」が2000件の放射能検査をしたところ、次のような傾向があったといいます。以下、ポイントを要約しています。

・乳製品

大手のメーカーの牛乳には注意。地元の福ちゃん、酪王牛乳からは検出されていない。

・お米

郡山市から北の地域で出る場合がある。須賀川から南や会津などからは、検出されない傾向。

土壌と米の関係として、田んぼの土壌に付着しているセシウムの約10分の1の比率で玄米にセシウムが検出されている。玄米で検出された場合、精米しても玄米の少なくとも半分以上のセシウムは必ず検出されている。

・魚、水産物

太平洋の海は広範囲に汚染されつつある。千葉県沖から岩手県沖までの広範囲で獲れた魚から検出されている。さらに、200海里(400キロ沖)で獲れたカツオから毎回のように放射性物質が観測されている。

・肉類

とくに牛肉に注意。福島県とその隣接している県(山形・新潟を除く)に注意しなければならない。その他の肉類からは、まだ検出されていない。なので、今のところ大丈夫と思われる。

・野菜と果物

ほうれん草、小松菜、ミズナなどの葉物野菜で 10~20 Bq/kg 程度検出される場合あり。青豆、大豆、黒豆など、豆類も生産地によって高い数字が検出される。じゃがいも、里芋、大根など土物野菜でたまに高い値が出ることがある。 果物、特にリンゴや、イチジクキウイは、結構高い数字でセシウムが検出されるので要注意。

・その他

緑茶からも、高い数値が検出されている。しかし、お茶の葉にセシウムがあっても、お茶に抽出したものにはあまり出ない。

(参考)
 ・いちい放射能測定室
  (2012年1月10日)

この他、国内のキノコ類は全般的に高い汚染が確認されています。また、ベリー類(ブルーベリー)、タケノコも、セシウム汚染されやすい食材です。


【食品汚染の効果的な対策は?】

私の場合ですと、事故後しばらくは、放射能検査をきちっとしているところで買うようにしていました。具体的には、大手の食材宅配サービスのコープデリ、オイシックス、大地を守る会、そして、らでぃっしゅぼーや各々一長一短のため、それぞれが強い食品を選択する形です。

また、2014年現在も、魚やワカメ、牛肉については、海外産のものを購入しています。

食品以外の対策もしています。飲料水にはミネラルウォーター浄水ポットの水を使っています。また、部屋には空気清浄器を設置しました。

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