■上場企業の業績、さらに悪化か
2012年10月~12月期の韓国上場企業の業績は、7~9月期よりも悪化すると言います。
聯合ニュースによれば、主要上場企業114社の総営業利益は、10~12月期、前期比4.9%減の30兆4507億ウォン(2兆2408億円)になる見通しだということです。
(ソース)
・聯合ニュース:韓国上場企業の10~12月期業績 さらに悪化か
(2012年11月7日)
■債務残高、GDP比234%に上昇
過去の記事で触れましたが、2012年6月末時点の韓国政府や企業、個人の債務残高は、GDP比で233.8%に達しました。この金額は、金融危機が発生した2008年の数字よりも高いとされています。
・【韓国経済危機】債務残高 GDP比234%に上昇
いよいよ、韓国経済は、本格的な不況に突入したようです。
■2014年まで厳しい状況
韓国の朴槿恵大統領は、2013年に加えて2014年も韓国は厳しい経済状況に直面する見通しであるとの認識を示しました。大統領府が公表した声明によると、朴大統領は財政政策に関する会合で、インフラ支出の大幅な減少が成長を妨げる可能性があると指摘したということです。
・【韓国経済の今後】2014年まで厳しい見通し=大統領(2013年)
今後の見通しは、しばらく厳しそうですね。
(2013年6月9日更新)