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2014年4月26日

【ゼロからわかる】 クレジットカード (種類,比較,審査)

■クレジットカードの種類、比較、審査

私は三井住友VISAカード、VIASOカード、楽天カードなどのクレジットカードを持っています。これらのカードを実際に使ってみた経験や、カード会社に電話で問い合わせた内容も踏まえて、基礎知識をまとめました。


■クレジットカードの種類

カードの種類には、大きく分けて、一般カード、ゴールドカード、個人カード、法人カードといったものがあります。

〇一般カードとゴールドカードの違い

一般カードに比べて、ゴールドカードの方が特典が多いのが一般的。ですが、その分年会費が高くなる傾向にあります。

たとえば、三井住友VISAカードの場合ですと、以下のようになっています。

  ・三井住友VISA:一般カード(クラシックカード)

    年会費:1,250円(税抜)
   海外旅行傷害保険:最高2,000万円
   ショッピング保障:最高100万円

  ・三井住友VISA:ゴールドカード

    年会費:10,000円(税抜)
   国内主要空港のラウンジ利用が無料
   海外・国内旅行傷害保険:最高5,000万円
   ショッピング保障:最高300万円

〇プラチナカードとブラックカード

カード会社によっては、ゴールドカードの上にプラチナカードやブラックカードといった種類を用意しているところもあります。

たとえば、アメリカンエクスプレス(アメックス)の場合ですと、代表的なカードには次のようなものがあります。

  ・アメリカン・エキスプレス・カード
  ・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  ・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
  ・アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
    (通称:ブラックカード)

wikiによれば、アメリカンエキスプレスは、高度なサービスを求める富裕層の要求にこたえること等を目的として、1984年に「プラチナ・カード」を発行。

その後、1999年には「センチュリオン・カード」(ブラックカード)を発行。「センチュリオン・カード」の年会費は30万円以上なのだとか。特典としては、カード会員専属のテレフォン・コンシェルジュが、専用のフリーダイヤルで24時間365日、問い合わせや要望に対応してくれることなどがあるそうです。

アメックスに電話で聞いてみたのですが、「プラチナ・カードとセンチュリオン・カードは招待制。なので、説明はできない」とのことでした。

アメックスについては、当ブログの次の記事でまとめています。

【ゼロからわかる】 アメリカンエキスプレス 【審査,口コミ・評判】


■クレジットカード人気ランキング

ダイヤモンド・ザイの総合ランキングは次のようになっています。

  1位 レックスカード (REX CARD、ジャックス)
  2位 リーダーズカード (ジャックス)
  3位 楽天カード(楽天カード)
  4位 三井住友VISAカード (三井住友カード)
  5位 MUFGカード ゴールド (三菱UFJニコス)

ポイント還元率の高いカードが上位を占めていますね。

(参考)
ダイヤモンド・ザイ:人気ランキングで選ぶ!おすすめクレジットカード
  (2014年5月時点)

価格.comの人気ランキングは次のとおり。

〇一般カード

  1位 ライフカード(ライフカード)
  2位 NTTグループカード(NTTファイナンス)
  3位 楽天カード(楽天カード)
  4位 三井住友VISAクラシックカード (三井住友カード)
  5位 レックスカード (REX CARD、ジャックス)

〇ゴールドカード

  1位 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
    (クレディセゾン
  2位 楽天プレミアムカード(楽天カード)
  3位 三井住友VISAゴールドカード (三井住友カード)
  4位 JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
    (JALカード)
  5位 MUFGカード ゴールド (三菱UFJニコス)

(参考)
価格.com:クレジットカード比較
  (2014年4月の集計結果)

ランキングでは、レックスカードや、楽天カード、三井住友VISAカードなどが健闘していますね。これらのカードについては、当ブログの次の記事でまとめています。

【ポイント還元率1・75%】 レックスカード 【口コミ・評判】

【ポイント制度がお得?】 楽天カード 【審査,口コミ・評判】

【デザインが好評】 三井住友VISAカード 口コミ 【まとめ】


■クレジットカードとキャッシュカードの違いは?

クレジットとは「信用貸し」。つまり借金ですね。キャッシュは現金。つまり「借金か自分のお金か」の違いになります。

銀行のキャッシュカードは、基本は自分の預金残高の範囲内で利用できます。クレジットカードは、「クレジットカード会社に借金して買い物等をして(クレジットカード会社が代わりに払ってくれて)、翌月銀行口座から引き落とされる」といった使い方になります。

この他、デビットカードというカードもあります。こちらは、買い物にも使えるキャッシュカード。審査が甘かったり、借金せずに済んだりといったメリットがあります。


■年会費無料カードのメリットとデメリット

私が持っているカードですと、VIASOカードと楽天カードが年会費無料。クレジットカードは10年、20年と利用するものなので、長い目でみるとかなりお得な印象です。ですが、年会費無料の場合、サポート体制が不便なケースもあるようです。普段は問題なくても、「問い合わせ電話の際に結構待たされた」といった口コミを目にすることがあります。


■キャッシングやリボ払いには要注意

キャッシングやリボ払いは できるだけ使わないに越したことはありません

クレジットカード作成の際、クレジットカードで現金の借金ができるキャッシング枠がつけられることがあります。キャッシング枠を確保すれば、ATM等で現金を借りられるカードローンと同じような使い方もできます。ですが、気軽に借金する習慣がついてしまうと、お金が貯まりづらくなってしまいます。加えて、利率が高いので、結構な負担になります。

ただし、海外旅行等の際に現地通貨でキャッシングできるサービスについては、「便利」との口コミをよく目にします。

リボ払いは、買い物などをした後、「月々1万円」「月々2万円」といった感じで定額で返済する方式。100万円買い物しても月々の返済額が少ないので、ついついたくさん使ってしまうことになりがち。ですが、利率は「年18%」などということがあります。たとえば、年率18%で100万円の枠を使うと実に年間18万円もの金利がかかります。10年も枠を使い続ければ180万円もの金利を支払うことになってしまいます。

リボ払いについては、当ブログの次の記事でまとめています。

【リボ払いの仕組み】 なぜ借金地獄になりやすいの?


■審査の甘いクレジットカードは?

ネット上の口コミですと、上記ランキングの中では、ライフカードや楽天カードが審査が甘いとの評判をよく目にします。楽天カードを実際につくってみて、さほど収入のないときに作れましたので、やはり審査が甘いように感じました。

wikiによれば、ライフカード株式会社は、株式会社ライフ(アイフルに吸収合併、旧ライフ)の子会社として設立されました。アイフルの完全子会社のようですね。

(参考)
wiki:ライフ (信販)


■必要書類は?

「申込書」と運転免許証などの「本人確認書類」というのが一般的。個人事業主の場合は、事業内容確認書や収入証明書が必要なことがあります。


■審査の基準は?

勤務先での勤務実態(勤続年数、職業、勤務先、年収)、居住年数、クレジットカード等の利用履歴、延滞の有無などが審査基準になると言われています。他社で滞納があったりする場合には、不利になることがあります。

要は、「貸したお金をきちんと返してくれる確率が高ければ高いほどいい」ということなのでしょうね。

また、「申込書をきちんと書くことも大切」との口コミも見受けられます。


クレジットカードは、ネットでの買い物がスムーズにできたり、ポイントがついたりといったメリットがあります。ですが、基本は借金。なので、使い過ぎに注意して賢く利用するのが大切だと思います。