※2023年7月26日更新版。
■TAC vs 大原 中小企業診断士講座
中小企業診断士試験対策講座で知られるTAC(タック)と資格の大原。今回の記事では、両校に電話で聞いたことも踏まえて、診断士講座の特色や、口コミ・評判についてまとめました。
■合格者数ならTAC?
合格者数はTACが際立っているようです。TACの公式ページによれば、2022年度の合格者数は 166名。
大原には電話で聞いてみたのですが、「大原の中小企業診断士の合格者数は非公表」とのことでした。
■TACの診断士講座の特色は?
電話でTACに聞いてみたところでは、「充実したテキスト」が特色。かなり自信があるそうです。また、「失点しにくい答案の書き方指導」も強みとのことでした。
ブログの口コミ情報ですと、「TACは校舎がキレイ」との情報もあります。
記事によれば、TACは上場企業で、資格系の学校の最大手。TACは資金力があるので、渋谷に大きな自社ビルがあるのだそうです。そのため、渋谷校に限れば、女子は、他校ではなくTACに通う傾向があるのだとか。
(参考)
・TAC vs. 大原の比較検討:ゼロから始める公認会計士への道
「1・2次ストレート本科生」の場合、通学・通信などの形式があり、受講費用は以下のとおりです。
・通学講座 : 290,000円(入会金10,000円)
・Web通信講座 : 290,000円(入会金10,000円)
・DVD通信講座 : 320,000円(入会金10,000円)
■大原の診断士講座の特色は?
電話で大原に聞いてみたところでは、「財務・会計のコマ数が多いこと」が特色。
また、「アウトプット学習」も強みとのことでした。科目が終わるごとにアウトプット学習(答練)があり、全科目終わるとまたアウトプット。その後演習に入るという話でした。
「1次・2次合格コース」の場合、受講料は次のとおりです。
・通学講座 : 298,000円
・映像通学講座 : 298,000円
・Web通信講座 : 268,000円
Yahoo!知恵袋でチェックしてみますと、「中小企業診断士は、経営コンサルタント系の資格なので、大原かTACといった会計系が強い学校がいい」といった趣旨の投稿などがあります。
■TACと大原以外にはどんな講座があるの?
通学・通信両方のコースがあるスクールとしては、TACや大原のほか、「LEC」(レック)、「TBC」といった学校もあります。
通信ですと、「日本マンパワー」や、「ユーキャン」、「中小企業診断士 通勤講座」などがあります。
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