「通学か通信か?という選択ができるのであれば通学ですね。難関資格はどれも長丁場です。いい勉強仲間やライバルの存在は合格への早道ですよ。通信であれば講義の出来ならLECがいいですよ。総合的にはTACが一番ですが、帯に短し襷に長しになりやすいですね。」
Yahoo!知恵袋でチェックしてみますと、「中小企業診断士の通信教育の受講を考えています。大原やTACの通学と迷っていますが、通教に傾いています」との相談に、上記のような回答が寄せられています。
以下、資格の大原に電話で聞いたことも踏まえて、大原の中小企業診断士講座の特色や、口コミ・評判についてまとめました。
■特色は「財務・会計」の手厚さ
電話で大原に聞いてみたところでは、「財務・会計のコマ数が多いこと」が特色。
また、「アウトプット学習」も強みとのことでした。科目が終わるごとにアウトプット学習(答練)があり、全科目終わるとまたアウトプット。その後演習に入るという話でした。
■受講費用
電話では、「1次・2次ストレート合格コース」を受講する人が多いとのこと。このコースの場合の受講料は次のとおりです。
〇 2014年5月~8月入学の場合
・通学: 252,000円
・通信
DVD: 283,000円
WEB: 252,000円
■口コミ評判
Yahoo!知恵袋には、次のような口コミも見受けられます。
「中小企業診断士は、どちらかというと経営コンサルタントですので、大原かTACの会計系の専門校が良いと思います。」
■大原ってどんな学校?
「資格の大原」というのは通称で、正式には、学校法人大原学園。大原簿記学校を代表とする学校法人です。一般には「資格の大原」という名前で資格取得に強いことをアピールしています。
(参考)
・ウィキペディア:学校法人大原学園
■合格者数ならTAC?
電話では、「大原の中小企業診断士の合格者数は非公表」とのことでした。
ネット上の口コミでは、合格者数はTACが際立っているようです。TACの公式ページによれば、2013年度(平成25年度)の合格者数は 236名。
2013年の2次の全体の合格者数は910人です。なので、本当だとすれば、25・9%がTAC卒業生。合格者の4人に1人がTACの講座受講生だったということになります。
TACの合格者数については、当ブログの次の記事でまとめています。
・合格者の4人に1人がTAC中小企業診断士受講生?(口コミ・評判)
■大原以外にはどんな講座があるの?
通学・通信両方のコースがあるスクールとしては、大原のほか、「TAC」(タック)や「LEC」(レック)、そして「TBC」といった学校がよく知られています。
通信ですと、「日本マンパワー」や、「ユーキャン」、「中小企業診断士 通勤講座」などがあります。
通信講座については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【2014年版】 中小企業診断士 通信講座 比較 【費用,口コミ・評判】
また、「通勤講座」については、以下の記事であつかっています。
・【2014年版】 中小企業診断士 通勤講座 【特色,口コミ・評判】
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