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2014年7月21日

【頂上決戦】 就職・転職に有利な資格 【ランキング】

資格には、就職・転職に有利なものと、それほどでもないものとがあります。そこで今回の記事では、「就職に有利な資格」についてまとめてみました。


人事が未経験でも採用しやすいのは?

資格と仕事.net(リクルート)によると、「人事・採用担当者が未経験でも採用しやすい資格ランキング」トップ3は次のとおりです。

1位 TOEIC(トーイック)
2位 簿記検定試験
3位 MOS

(参考)
リクナビ進学ジャーナル

マイクロソフトのMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、パソコンの基本資格。私は教育企業の人事をしていたことがあるのですが、MOSは、「就職に有利」というよりは、「パソコンの基本操作ができないと就職に不利」といった意味合いなのかな、と思います。

簿記は、日商簿記2級以上をめざすといいです。


ハローワークの求人で多いのは?

ハローワークの求人で多いのは、以下の資格です。

1位 建築士
2位 日商簿記検定
3位 宅地建物取引主任者(宅建)
4位 TOEIC
5位 実用英語検定
6位 インテリアコーディネーター
7位 証券外務員
8位 基本情報技術者
9位 税理士
10位 社会保険労務士

(参考)
・オールアバウト:資格別求人数ランキング2013年12月版

簿記の求人の内訳としては、2級の求人数がもっとも多い傾向があります。ですが、3級での募集もあるということです。

基本情報技術者(国家資格)は、プログラマーやSE(システムエンジニア)の仕事をする人(IT系の技術者)の基本資格。合格率が23%(2013年度春期)と、難易度は高め。同じく国家資格でITパスポートというものがあり、こちらは入門的な内容で難易度はやさしめ。そのため、まずITパスポートで基礎知識を習得し、合格後に基本情報技術者試験をめざすという人も結構いるようです。


TOEIC の目標は600点以上

英語が重視される仕事の場合、学生なら最低でもTOEIC 600点以上はほしいところ。外資系なら 800点以上をめざしましょう。

外資系投資銀行や航空会社の客室乗務員の場合、英語面接が行われることもあります。ですので、英会話対策もぬかりなく。


転職サイトの求人で多いのは?

転職サイト「DODA」が、1万5千件の求人情報をもとに集計した求人資格ランキングは次のとおりです。

〇資格取得が必須の求人ランキング

1位 普通自動車免許第一種
2位 薬剤師
3位 MR(医薬情報担当者)
4位 建築士一級
5位 臨床検査技師
6位 建築士二級
7位 日商簿記検定2級
8位 建築施工管理技士1級
9位 電気工事施工管理技士1級
10位 宅地建物取引主任者(宅建)

(参考)
DODA:転職で本当に有利な資格は?


就職に有利な介護福祉資格は?

2014年1月のデータですと、介護関連職種の求人倍率は2倍前後。仕事を探している人1人に対して2件前後の求人があることを意味します。

(参考)
・日経新聞:6割超の職種で人手不足 1月求人倍率、建設など3倍台
  (2014年3月1日)

とくに就職に有利と言われている介護福祉資格には次のようなものがあります。

・介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)
・介護福祉士実務者研修
・介護福祉士(国家資格)


収入の多い資格は?

参考までに、年収ラボというサイトの高収入資格ランキング(ベスト3)は次のとおりです。

1位  弁護士       1,189万円
2位  医師          1,072万円
3位  公認会計士    817万円

収入の多い資格については、当ブログの次の記事でまとめています。 

【頂上決戦】 儲かる資格ランキング 【高収入の職業・資格】


資格学校と通信教育

資格学校については、簿記なら、TAC資格の大原などが有名です。介護資格ですと、ニチイ学館三幸福祉カレッジソラスト等があります。

通信教育では、ユーキャンキャリアカレッジジャパンなどがよく知られています。


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