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2015年4月15日

【まとめ】日本財政破綻、個人資産対策(日本国債デフォルト対処法)

危険と思われる資産、アプローチ

 ・日本円
 ・日本国債
 ・国内株式(とくに日本国債を大量に保有している金融機関)
 ・変動金利の住宅ローン
 ・外貨預金(ペイオフで保護されない) など


有望と思われる投資先、投資法

  ・海外分散投資(株式など)
 ・ETF
 ・不動産投資
 ・金(ゴールド)
 ・固定金利の住宅ローン
 ・FX等によるドルや外貨の保有 など


日本国債デフォルトは本当に起こるの?

大前研一氏などは常々起こりうると言い続けています。
ビジネス・ブレクスルー(BBT)・大前研一ライブで預金封鎖まで予測しています。現在の日本財政はギリシャよりひどいとのこと(汗)


財政危機でどうなるの?

このまま巨額の財政赤字を続けると、2013年には財政危機を迎えるという専門家が少なからずいます。

日本国債への信認が疑われると、価格が急落します。
同時に円の価値も下がります。
円の価値が下がると、物価が急上昇します。
同時に金利が上昇するため、変動金利の住宅ローンは危険と言われています。

日本国債が暴落した場合には、政府は資金調達ができなくなることも予測されています。
こうなると、日本はIMFの管理下に置かれることになりそうです。
IMFに近い筋から出されたとされる「ネバダレポート」が、日本の近未来を予測しています。
(国会でも紹介されたレポートです)

【ネバダ・レポートとは?】IMF管理下における日本の財政破綻処理

この案では、国民の預金の一部が政府に取り上げられてしまいます。

ギリシャの財政危機の場合、富裕層は、財政危機に際してスイスに銀行口座をつくり、国の重税から逃れようとしました。


まとめ・日本国破産が個人に与える影響

・増税
・年金カット
・円安
・インフレ

参考)
・シミュレーション 20XX年ニッポン「財政破綻」 | 橘玲 公式サイト


資産防衛の基本

インフレ、円安への対策が基本になります。
日本円の価値が下落することを考えると、資産は、現物や海外投資の形で持つのがよい、ということになります。

現物として有望なのが、不動産や、金、株式です。
海外投資として考えられるのは、優良株式や優良債券への分散投資です。

ただ、ひどいハイパーインフレになった際にはドルを現物で持つのがいいのではないかと指摘されています。

参考)
・為替王 : 「日本財政破綻に備えて、両替してドルをタンス預金してもよいですか? - ライブドアブログ」
・日本国財政破綻Safety Net : 「146.庶民向けの資産防衛(現物保有篇)」

有事の際に頼れるのは基軸通貨のドルです。かつてハイパーインフレのあった国では、日々の食糧などを買うために国民はドルを求め、不動産などは格安で手放したというケースがあります。

参考)
・日本財政破綻:「ロシア 財政破綻事例」

また、金については有事では国に強制的に買い上げられてしまうことがあります。ですので、現物で隠し持つなどのようにしないと、本当に必要なときに国にもっていかれてしまう可能性があります。

参考)
・日本国財政破綻Safety Net : 「387.国内でできる資産防衛はないのではないか」

外貨の保有に際しては、銀行の外貨預金ではペイオフの際に保護されません。ですので、証券会社やFX会社、あるいは現物の形での保有がよいようです。


まとめ・個人がとりうる備え・対処法

・金(ゴールド)、不動産などの現物資産
・海外分散投資(外国株、外国国債、海外ETFなど)
・FX等で外貨を保有(銀行の外貨預金だとペイオフの際には保護されない)
・破綻やハイパーインフレが深刻な場合は、ドルのタンス預金(現物保有)
・為替先物で円を売る、プットオプションを買う
・インフレ連動債
・国債先物を売る、プットオプションを買う
・住宅ローンは固定金利で


金、海外株式、ETF、外貨などを買うには

については、田中貴金属が国内の最大手の一つです。

アメリカ株・中国株をはじめとした外国株式、ETF、投資信託については次の3社が国内大手です。

・SBI証券
・マネックス証券
・楽天証券

私はネット証券大手で費用も安いSBIをメインにしています。しかし、1社に頼り切るのは不安ですし、SBIで扱っていない商品もあるため、楽天、マネックスも併用しています。この3社であれば、米国株式と海外ETFで海外分散投資をすることが可能です。

アメリカ株式の買い方は次の通りです。

まずは、上記のサイト経由で株式口座開設。この際、海外株式売買も申込んでおきます。資料を送ってもらって申込書を郵送すれば手続き完了です。
次に、証券会社のサイトでドル等を購入。そのドルを使ってアメリカ株式等を買います。

楽天証券は、橘玲氏が日本財政破綻対策として勧めている2つの海外ETF「オール・カントリー・ワールドインデックス」と「ヴァンガード・トータル・ワールド・ストック」などを扱っています。
マネックス証券は、海外ETF「ヴァンガード・トータル・ワールド・ストック」などを扱っています。

参考)
・AIC:「海外投資を楽しむ会:橘玲:年金激減に備える投資法」


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