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2012年8月25日

ウォン暴落?韓国の消費者債務が危機的水準に(2012年8月)

ウォンの暴落が起こるのでしょうか。
韓国の消費者債務が危機的水準に達しているというのです。

中央日報によれば、家計負債は過去最高を更新。クレジットカードの使用は減り、貸し出しが増え、負債の質はさらに悪化しているというのです。

(ソース)
・中央日報: 家計負債がまた増加、過去最大の922兆ウォン=韓国
(2012年8月24日)
http://japanese.joins.com/article/188/158188.html?servcode=300&sectcode=300

922兆ウォンは、現在のレートで64兆円ほどになります。

韓国の家計債務は増加の一途。2011年には、可処分所得の164%に達しています。これは、米国のサブプライム危機発生時の数字をはるかに上回ると言います。

アメリカのサブプライム問題では、結局、債務者の多くが破産。欧米の金融機関など、焦げ付いた債権を持っていた企業や国が、返済し切れないほどの不良債権をかかえました。

同様の事態になれば、韓国の銀行や金融機関などが、立ち直れないほどの打撃をこうむることになります。結果として、すでに急落しているウォンが、さらに暴落。通貨危機におちいりかねません。

韓国経済危機は、ここにきて、正念場をむかえています。


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