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2012年2月24日

【文春】福島県郡山市の子供が甲状腺癌?ベラルーシでは70倍超(!)

週刊文春3月1日号に、福島県郡山市などの子供2人が甲状腺癌にかかった可能性がある、という記事が掲載されました。「癌の疑い」ということですので、ガンなのかどうかは、いまのところ不明。

この子供たちというのは、福島の郡山などから北海道に避難してきています。
北海道新聞の報道では、これらの子供たちには甲状腺ガンは認められなかった、としています。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/352710.html

記事の中には、気になる記述があります。
甲状腺がんは、チェルノブイリ原発事故で唯一認められた被曝による健康被害だ、というのです。
文春には、次のように書かれています。

事故から10年後の1996年、オーストリアのウィーンで開かれたIAEA、WHO、EUの3者による合同国際会議において、「原発事故と因果関係が明らかである」と総括された。

そして、旧ソ連領のベラルーシでは、事故までの10年間で甲状腺がんにかかった子供は7人。事故後はその数が508人に上っている、というのです。

実に70倍以上に増えています。

チェルノブイリの前例があるわけですから、甲状腺の異常の有無は、きちんと検査していかないといけないのではないでしょうか。

(ソース)
・週刊文春3月1日号p.26


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