■ハローワークの職業訓練とは
ハローワーク(職安)の職業訓練の介護職員基礎研修課程の講習会なら、授業料は無料。テキスト代等の実費のみで資格取得講座を受講できます。
対象は、離職中の社会人。失業中の社会人が、経済的な負担なく手に職をつけ、スムーズに再就職ができるように、という趣旨で、公的機関が授業料無料の職業訓練を行っているのです。
詳しくは、当ブログの次の記事でまとめています。
・【入門】ハローワークの求職者支援制度(職業基金訓練)
介護職員基礎研修の資格取得の方法は、職業訓練校の講座を受けるだけ。まじめに学校に通い、授業や実習に取り組みさえすれば、ほとんど全員、資格が取れます。
授業と実習時間の合計は、500時間ほど。職業訓練の場合、6か月ほどかけて授業を消化する形式が一般的です。
■介護職員基礎研修は廃止
ただ、介護職員基礎研修は2012年度で廃止になりました。2013年度(平成25年度)からは、介護福祉士養成のための実務者研修(介護職員実務者研修、介護福祉士実務者研修)という新資格になりました。
制度改革については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【最新】介護職員のキャリアパスと資格改革(厚生労働省)
介護職員初任者研修課程は廃止になりましたが、この資格を持っていれば、新資格(必要授業数450時間)になっても、400時間の授業が免除されます。ですので、50時間分の授業を消化すれば、実務者研修課程修了の資格を得ることができます。
■実務者研修の資格の取り方
実務者研修の取得方法については、「通学」あるいは「通学+通信講座」で450時間分の授業を消化。期間は約6か月のコースが多いです。この間、実技試験を受けて、これに合格すれば資格を取ることができます。
実技試験は各資格学校が独自に実施しており、難易度や合格率が微妙に違う可能性があります。ですので、試験の形式や難易度を学校に事前に確認してから受講申し込みするのがいいと思います。
■職業訓練の窓口
問い合わせと申し込みの窓口はハローワーク(職安)です。
(参考)
・全国のハローワークの場所と電話番号
http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html