【韓国経済危機:大企業が相次ぎ資産売却】
景気低迷が長期化し、韓国の大企業の一部が資産の売却をしていると言います。
鉄鋼大手のポスコは、系列会社が保有する商業施設であるベトナムの「ダイヤモンド・プラザ」、慶尚南道昌原市の大宇百貨店、釜山市の「セントラル・スクエア」を売却。
現代グループは、2012年8月、ソウル市鍾路区蓮池洞の社屋を、コラムコ資産運用に売却したとされています。
(ソース)
・朝鮮日報:韓国の大企業が相次ぎ資産売却
(2012年10月30日)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/30/2012103000796.html
【「看板企業」も危機的状況】
過去の記事で触れましたが、現代重工業やポスコといった韓国の看板企業も、危機的な状況にあると言います。
朝鮮日報によれば、現代重工業は早期退職を募集。ポスコは、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)に、格付けを「シングルAマイナス」から「トリプルBプラス」に引き下げられました。
・【韓国経済】「看板企業」も危機的状況(2012年10月)
景気が上向くまでは、企業の資産売却の動きが続きそうです。