ダイレクトマーケティングとは
ダイレクトマーケティング(direct marketing)とは、直接 消費者や顧客の反応を獲得し、リレーションシップ(相互関係)を構築していくマーケティングの方法です。
最近、この手法で成功を収めている人が多いと聞き、調べてみましたのでメモに残しておきたいと思います。
wikiによれば、この手法は、1961年にレスター・ワンダーマンが、科学的な広告原理に基づき、効率的な販売方法として世界で初めて提唱したもの。レスポンス(反応)を獲得することに主眼を置いており、通信販売業界、金融、IT、自動車業界など元々顧客からの反応を必要とするビジネスに適用されていると言います。
基本的なメディアはダイレクトメールとインターネット。ですが、初期段階の顧客を獲得するためにはマスメディアであるテレビや新聞、雑誌、折込広告等も用いられます。
(参考)
・wiki:ダイレクトマーケティング
何やら、日本のカリスマブロガーと呼ばれる人たちが、ブログや、twitter、facebook、メルマガを使って、読者とコミュニケーションを取りながら支持を集めていくやり方に似ていますね。
ダン・ケネディーって だれ?
リンク先のwikiの中に、代表的な人物としてダン・ケネディの名前があります。この人、いったどんなマーケティングをしているのでしょうか。ダン・ケネディは、ダイレクトレスポンスマーケティングの第一人者。オフィシャルブログのプロフィールを要約すると、経歴は次のとおり。
「アメリカのダイレクトレスポンス業界の指導的存在。年間20万人以上に講演。マーガレットサッチャーや、ブッシュ元大統領、レーガン元大統領などと共に講演活動を行う。
毎年行っているカンファレンスは、参加費が35万円以上にも関わらず、世界各国から起業家が足を運んでいる 。また、TVショッピング界のカリスマ的存在でもあり、クライアントのTVショッピング会社は年間1600億円を売り上げ、アメリカでナンバー1を記録。」
ネット上の口コミでは、当たり障りのない成功法則ではなく、耳の痛いことでも、すべて包み隠さず話してくれることから「不都合な真実を教えてくれる先生」と称されているのだとか。
どんな本を書いているの?
私の印象としては、「経営者向けの自己啓発系成功哲学」を提唱している人のようです。
ダイレクト出版のHPから、カンタンに著書を紹介してみます。
〇『屁理屈なし社長のための時間の使い方』(ダイレクト出版)
上記の本では、次のような問題提起をしています。
・ あなたは、平均的な社長は8分に1回仕事の邪魔をされるって知っていましたか?
・ 大企業の社長ともなると、生産的な時間は1日たったの28分だって知っていましたか?
・ あるいは、朝一番に会社に来て、夜遅くまで働くのが何故、良くないか知っていますか?
そのうえで、時間の有効な使い方について自説を展開しています。
〇『ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座』(ダイレクト出版)
上記の本では、次のような問題提起をしています。
あなたは次のうちどちらになることを選びますか?
① 社員に尊敬され人気もあるけど、儲からない会社の社長
② 社員には恐れられ嫌われているけど、儲かっている会社の社長
もしあなたが①を選ぶ人なら、今日あなたに紹介する本はあなたには向いていないので、このページを離れて、他の本を探すことをお薦めします。しかし、 もしあなたが②を選んだなら、このまま読み進めてください。きっとあなたのお役に立てるでしょう。
この書籍については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【まとめ】ダン・s・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座【レビュー】
人の目を引く戦略が特徴?
マーケティング戦略の専門家らしく、「極端に個性的な主張をして世間の目を引く」というアプローチなのかなと思います。確かに、常識とはかなり違った主張なので、思わず「何だろう」と注目してしまいます。
本の内容もおもしろそうですが、彼の「本を売るための戦略のうまさ」にも興味を引かれます。
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