実際どうなの?個別指導塾のメリット・デメリット
私は、新卒で受験の会社に入社。進学塾部門で事務職、講師を経験。転職後は、個別指導塾の塾長をやったこともあります。その経験も踏まえて、個別指導塾のメリット・デメリットについてまとめました。
個別指導塾のメリットは?
個別塾の最大のメリットの一つは、授業に置いていかれることがないこと。
集団塾ですと、たとえ分からないところがあっても、どんどん授業が進んでしまいます。集団指導塾は、分からない箇所が積み重なることによって科目の内容全体がさっぱり分からなくなってしまいます。
ですが、個別塾であれば、分からない箇所があれば、いくらでもさかのぼって復習ができます。
個別塾に向いているのはどんな生徒?
個別指導にとくに向いているのは、学校や集団指導塾の授業についていけない生徒や、学校や集団塾の授業だと物足りない生徒。どちらも集団指導では効果が出ません。授業についていけなければさかのぼり学習などが必要ですし、授業がやさしすぎるならどんどん発展学習に進んだ方がいいからです。
個別指導塾のデメリットは?
一方で、個別塾にはデメリットもあります。最大のデメリットの一つは、先生によって指導力に差がある点。いい先生に当たればグングン成績が伸びたりもしますが、合わない先生だと勉強する気力も失ってしまうといったケースもあります。
集団塾については、先生の給料・処遇が相対的に良かったりすることもあり、先生の質が高い(教え方がうまい、授業がおもしろい)ことが多いように感じます。
個別塾によって特色がある
ベネッセグループの東京個別指導学院(TKG)は、先生の指名ができるのが特徴。ITTO個別指導学院も「選べる講師陣」を強調しています。
個別教室のトライは、「先生1人 対 生徒1人」の完全個別指導がウリ。
明光義塾やスクールIEは、悪くないのですが、教室長や個々の先生の力量に大きく左右されるように感じます。
複数の塾を比較検討しよう
ネット上の口コミだけでは、個々の塾がいいのかどうかが分かりにくいです。通常、学習塾では無料や格安で体験授業をやっています。なので、複数の塾を体験し、比較検討してから、個々人に合った塾や先生を選ぶのがベストだと思います。
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