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2012年11月5日

【韓国経済危機】「頼みの綱」の中国経済に陰り鮮明

■「頼みの綱」の中国経済に陰り鮮明

韓国はGDPの半分が貿易と言われます。中でも、中国の占める割合が大きいです。その「頼みの綱」の中国経済が、危機的状況にあるというのです。

上海では、かつて食事のために数日前から予約しなければならなかった飲食店も、簡単に席を取れるのだとか。また、デパートやショッピングセンターは、閑散としていると言います。さらに、失業率が高まり、政府税収が減少しているという報道もあるようです。

(ソース)
・東亞日報:「頼みの綱」中国経済に陰り鮮明、韓国には新たなチャンス
(2012年11月5日)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2012110535858


■債務残高はGDP比234%に上昇

過去の記事で触れましたが、2012年6月末時点の韓国政府や企業、個人の債務残高は計2962兆ウォン(約218兆円)。名目国内総生産(GDP)比で233.8%に達しています。

【韓国経済危機】債務残高 GDP比234%に上昇

韓国経済は、リーマンショック並みの危機に突入しているように見えます。


■2014年まで厳しい状況

朴大統領は、2013年に加えて2014年も韓国は厳しい経済状況に直面する見通しであるとの認識を示しました。

大統領府が公表した声明によると、朴大統領は財政政策に関する会合で、インフラ支出の大幅な減少が成長を妨げる可能性があると指摘したとうことです。韓国経済は貿易に大きく依存しています。ですので、世界経済が上向かない限りは、なかなか不調から抜け出せないように感じます。

【韓国経済の今後】「高費用・低効率・低成長」の泥沼にはまる?

(2013年6月9日更新)