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2011年6月7日

【地図】茨城県の放射能汚染ホットスポット(取手市、守谷市)

【茨城県取手市、守谷市のホットスポット・マップ】

(地図)
【地図】茨城県の放射能汚染地域ホットスポット・マップ

上記の汚染マップは、民間の有志によって作成されたものとされています。示されている数値の中には一般の個人が測ったものがあります。ですので、すべての情報が正確であるという保証はできません。
上記の汚染マップの解説については、次の外部ブログがていねいで詳細です。

5/15 茨城県の取手と守谷がなぜ放射能が高いか?ホットスポットの近くだから! | 3.11東日本大震災後の日本

具体的な数値は、雑誌『女性自身』6月7日号(p.41)にも掲載されました。

(単位は1時間当たりの放射線量:単位はマイクロシーベルト。カッコ内は年間換算:単位はミリシーベルト。1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト)

・茨城県守谷市        0.503(約4.41ミリシーベルト)
・茨城県取手市役所      0.484(約4.24ミリシーベルト)

一般人の年間許容放射線量は1ミリシーベルト。許容限度量の4倍を超える地域があるということになります。


【放射線量ホットスポットとは】

(地図)
【地図】福島県と関東地方の放射能汚染地域ホットスポット・マップ

上記の汚染地図は、2011年6月現在、もっとも広く参考にされているホットスポットマップの一つです。群馬大学の早川教授らが作成したものとされています。

放射能ホットスポットとは、周囲よりも放射線量が高い(濃い)場所。明確な定義はないのですが、東京大学の押川正毅教授などは、0.3〜0.35μSv/h以上の地域と定義しているようです。

放射性物質の拡散は風や天候に左右されます。チェルノブイリ原発事故の際にも、放射線の数値の高い地域は必ずしも同心円状ではなく、点在する傾向にありました。放射性物質は風や雨、そして地形の影響で、不特定多数の場所に放射線量の濃い地帯を形成しています。


【ホットスポットはなぜできた?】

千葉県、茨城県、東京都、埼玉県の境界線近辺にホットスポットができた理由は、どうやら3月21日の風と雨のようです。

茨城県の東岸を通過した放射線プルームが3月21日の早朝に茨城県南東部に到達。その後、北東の風により、霞ヶ浦を通過して茨城県南部地方に移動。そして、3月21日の午前中から茨城県南部で降り始めた雨により放射性物質が落下したのではないか、とする説があります。

この関東の放射線量ホットスポットは、東西40km×南北20km、霞ヶ浦西岸から江戸川あたりまで広がっている可能性があるといいます。

(参考)
Togetter - 「首都圏ホットスポットはどうやって出来た?」


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【地図】ホットスポット(関東、東京都の放射能汚染地域マップ)