【韓国経済の実態:国内は現代・起亜自動車が独占】
韓国の国内での現代・起亜自動車のシェアは72・4%。
韓国製自動車のシェアでは、ほとんど独占状態だというのです。
輸入車のシェアが10%。残りが現代・起亜以外のシェアということになります。
(ソース)
・朝鮮日報:現代・起亜自と輸入車、過去6年でシェア上昇
(2012年10月16日)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/16/2012101600627.html
【シェア1位だけが勝ち組】
過去の記事で触れましたが、韓国経済の実態は「シェア1位だけが勝ち組」。
2007年から2011年にかけて、ほとんどの業種でトップ企業のシェアが大幅に増加しています。
・韓国経済の実態は「シェア1位だけが勝ち組」(2012年10月)
確かに、現代・起亜自動車は、日本の自動車企業と互角に戦えるレベルに成長。サムスン電子にいたっては、日本の家電企業よりも、はるかに業績を伸ばしました。
しかし、その一方で、独占状態は企業同士の自由競争をさまたげます。結果として、新しい有力企業が育ちにくくなっていると考えられます。
日本もアメリカも、独占禁止法が作用しているからこそ、新しい企業が成長した経緯があります。
そう考えると、ゆくゆくは、韓国でも財閥解体が行われる必要があるのかもしれません。
【関連記事】
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・【韓国経済】自動車企業が危機的状況(2012年10月)