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2011年6月6日

【地図】千葉県の放射能汚染ホットスポット(柏市、松戸市、流山市)

【千葉県柏市、松戸市、流山市ホットスポット・マップ】

(地図)
【地図】千葉県の放射能汚染地域ホットスポット・マップ

上記の汚染マップは、群馬大学の早川教授らが作成したものとされています。千葉県では、柏市、松戸市、流山市がホットスポットではないかと言われています。

具体的な数値が雑誌『女性自身』6月7日号(p.41)に掲載されました。

(単位は1時間当たりの放射線量:単位はマイクロシーベルト。カッコ内は年間換算:単位はミリシーベルト。1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト)

・千葉県松戸市市内        1.28(約11.21ミリシーベルト)
・千葉県柏市県道47号交差点  0.59(約5.17ミリシーベルト)
・千葉県流山市美田        0.537(約4.70ミリシーベルト)
・千葉県柏市松ヶ崎        0.45(約3.94ミリシーベルト)
・千葉県我孫子市白山       0.39(約3.42ミリシーベルト)

一般人の年間許容放射線量は1ミリシーベルト。とりわけ千葉県松戸市の数値の高さが注目されています。


【放射線量ホットスポットとは】

放射能ホットスポットとは、周囲よりも放射線量が高い(濃い)地域のことです。放射性物質の拡散は風や天候に左右されます。チェルノブイリ原発事故の際にも、放射線の数値の高い地域は同心円状ではなく、点在する傾向にありました。放射性物質は風や雨、そして地形の影響で、不特定多数の場所に放射線量の濃い地帯を形成しています。


【柏市松葉町の公園、1時間あたり0.54マイクロシーベルト】

千葉県は(2011年6月)2日、東葛地区6市で実施した校庭などの放射線量の測定結果を公表した。(中略)年間換算すると、(中略)目標値とする1ミリシーベルトだと15カ所が超過した。


調査したのは、野田、柏、我孫子、松戸、流山、鎌ケ谷各市にある学校や保育所、幼稚園、公園。(中略)


地表から50センチと1メートルの2カ所で測定。最も値が高かったのは柏市松葉町の公園。1時間あたり0.54マイクロシーベルトで、単純計算で年換算すると2.84ミリシーベルト。放射線量は18地点の間で最大5.4倍の差があった。

asahi.com : 千葉県の東葛地区6市の15カ所、放射線量が目標値超過 - マイタウン千葉より。

千葉県では、地上50センチ、1メートルで計測をしています。詳しい放射線量は千葉県のホームページにて公表されています。この調査では近隣地域でも、場所によって放射線の濃度に差があると報道されました。風や雨、そして地形といった要素が複雑に影響し合っていることが推測されます。ですので、隣の町の放射線量が低いからといって、自分の町がホットスポットではないと決められない側面があります。

(参考)
千葉県ホームページ


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