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2012年10月11日

韓国経済はサムスンと現代自動車だのみ(現状と実態,2012年)

【韓国経済はサムスンと現代自動車だのみ(現状と実態)】

サムスン電子と現代・起亜自動車の2012年の純利益は、韓国上位30社の半分以上を占めるといいます。

朝鮮日報によれば、サムスン電子と現代・起亜自動車の今年の純利益は推定で36兆8000億ウォン(約2兆5800億円)。上位30位までの企業の純利益全体に占める割合は55%だということです。

(ソース)
・【社説】韓国経済、サムスンと現代自ばかりに頼れない
(2012年10月11日)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/11/2012101100692.html

ご存じのように、サムスンの売り上げは、韓国GDPの2割ほどだと言われています。韓国はサムスンや現代などの財閥の寡占状況。その中でも、サムスンと現代の比率が極端に高いというのが実情です。

確かにサムスンと現代は成功しましたが、財閥の寡占によって企業の自由競争がはばまれ、新しい企業が成長しにくくなっているという現状も見逃せません。

新しい成長企業を育てておかなければ、サムスンと現代自動車が経営危機に陥ったとき、韓国経済が崩壊しかねない危険があります。


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