スポンサーリンク


2012年12月8日

【韓国経済危機】「失われた20年」が始まった?(2012年12月)

【韓国経済危機:「失われた20年」が始まった?】

次期政権は、韓国が10-20年間の長期不況に突入したという前提で経済再生戦略を。
朝鮮日報がこんな趣旨の社説を掲載しました。

いったいどういうことなのでしょうか。

日本の長期不況の決定的な要因を「急速な高齢化」であるとし、韓国も少子高齢化を打開するための抜本的な対策が必要だと主張しています。

・【社説】「20年不況」に備えた政策を
(2012年12月7日)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/07/2012120701433.html

高齢化も大きな問題ですが、デフレも克服すべき課題であるように思います。

財政を立て直すためには、緊縮財政をとるか、インフレ政策を採用するか、あるいは両方で対応するかというリーダーシップが必要です。

日本の場合は、この方向性が中途半端なまま来てしまったのが大きいと感じます。

一方の韓国は、デフレにはおちいっていないかもしれませんが、ウォン安によるインフレがひどいです。サムスン電子や現代自動車など、一部の企業には絶好の環境でしたが、庶民の生活は苦しくなるばかり。

インフレ政策も、行き過ぎると国民は地獄を見るというのが、現在の韓国経済危機を見ての率直な感想です。


【関連記事】

【韓国経済危機】「ウォン高」で輸出産業が悲鳴(2012年11月)