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2012年5月29日
ニューヨークタイムズ紙、4号機問題を大きく掲載(福島第一原発)
【ニューヨークタイムズ、4号機問題を大きく掲載】
ニューヨークタイムズは、2012年5月26日、福島第一原発4号機問題を大きく取り上げました。内容は、4号機燃料プールの使用済核燃料についてです。
(上記の写真は、5月26日の4号機内部の様子)
・The New York Times:Spent Fuel Rods Drive Growing Fear Over Plant in Japan
http://www.nytimes.com/2012/05/27/world/asia/concerns-grow-about-spent-fuel-rods-at-damaged-nuclear-plant-in-japan.html?_r=1
この記事について、慶應義塾大学教授の金子勝先生は、twitterで次のようにコメントしています。
ニューヨークタイムズ紙の福島第一原発4号機の燃料プールの危険性に関する記です。東電や政権だけでなく、京都大学の小出裕章氏や米上院のワイデン氏の引用もあり、批判的な説明も入っています。海外でも、この問題はかなり知られるようになっていきます。
以上、金子先生のtwitterより。
(2012年5月28日。太字は当ブログによる)
https://twitter.com/masaru_kaneko/status/206906210094551040
もはや、4号機の燃料プールは、国際問題に発展しています。
その一方で、東電は予算をケチり、4号機の補修で手抜き工事をした可能性が指摘されています。具体的には、当ブログの次の記事をご覧ください。
・4号機、「手抜き工事」の可能性(福島第一原発)
東京電力は、社員のボーナスにお金を使っている場合ではありません。
あらゆる資源を投入し、4号機の安全を確保すべきなのではないでしょうか。
【関連記事】
・4号機燃料、今夏試験的に取り出しへ(福島第一原発)
・【謎】4号機倒壊で、なぜ日本終了なの?(ガンダーセン博士)