食材の宅配業者というと名前が挙がるのが、パルシステム、おいしっくす、らでぃっしゅぼーや。オイシックス(oisix)が最大手と言われています。しかし、ラディッシュも、放射能検査体制が整備されてきています。
【やる気でアピール、「パルシステム」】
生協パルシステムは、放射能検査体制の整備のため、2000万円程度の予算を確保したようです。ですので、palシステムの今後のサービスには期待できそうです。ただ、しばらく時間がかかりそうです。
独自基準の設定については、「計画はあっても実施はまだ」という段階のようです。西日本の野菜、お米、牛乳、卵などについては、ある程度は確保できているのですが、希望している利用者全員には提供できていいません。
【放射能対策の「総合力」なら、「らでぃっしゅぼーや」】
当初は利用者の不満が大きかったようなのですが、ここにきて放射能への対策が充実してきました。土壌の検査、西日本などの産地限定ぱれっと、セシウム・放射性物質の細かい検査結果の公表など、短期間にかなり頑張った印象です。ただ、西日本産の食材では「おいしっくす」に一歩リードを許しています。また、放射線の検査体制では、東都生協が飛びぬけており、追いつくまでに少し時間がかかりそうです。
ただ、独自基準1キロ当たり20~50ベクレルに設定したのは、最初の一歩として評価できると思います。
【西日本の食材なら、「オイシックス」】
放射能への対策は整備途上、という印象です。しかし、九州、西日本などの食材を入手できる点については他を圧倒しています。放射能検査体制で一歩リードする東都生協も、「西日本の食材」についてはおいしっくすには及ばない、という口コミ・評判がネット上にはあります。
独自基準は打ち出していますが、ラディッシュと比較して高めです。放射能検査については、いま少し細かい単位まで検査することが求められているようです。
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