【水戸市の新米、24ベクレル】
茨城県内の米から、またセシウムが検出されました。水戸のお米から1キロ当たり24ベクレルです。
(茨城)県は(2011年9月)2日、水戸と鉾田両市の計24カ所で採取した玄米の本調査で、水戸1カ所で1キロ当たり24ベクレル、鉾田1カ所で同60ベクレルの放射性セシウムをそれぞれ検出したと発表した。国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回っており、県は「安全性は確認された」と判断、2市でコメの出荷や販売が始まる。
県は8月26日〜9月1日、水戸市内17カ所で収穫された玄米を採取し、うち同市吉沢町で同24ベクレルのセシウム137を検出。また、鉾田市内7カ所の玄米を8月30日採取し、うち同市鹿田で同27ベクレルのセシウム134と同33ベクレルのセシウム137の計60ベクレルのセシウムを検出した。
・水戸・鉾田産米からセシウム 基準値以下、出荷へ:茨城新聞ニュースより。
【なぜ水戸の米から放射能?】
水戸市の放射線量は低く、土壌汚染についてもほとんどない、というのがこれまでの認識でした。文部科学省が作成した土壌マップを見ても、もっとも汚染度合いが低い色分けがなされています。
(地図)
・茨城県の土壌汚染マップ(文科省作成)
鉾田市については、上記リンク先の地図を見ると、1平方メートル当たり3万~6万のセシウム汚染の地域が多いことがわかります。汚染の低い場所でなぜセシウムが検出されたのか。究明が必要であるように思います。
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