中部大学の武田邦彦教授は、自身のブログで、福島原発の4号機が倒壊しても、避難するほど危険な状態にはならない、と最新の情報を分析。3月の放射性物質の飛散と比較した場合、10分の1、100分の1程度であり、「日本がダメになる」とか「関東一円が待避区域」ということにはならない、と見解を述べています。
根拠として、次の3点を挙げています。
1)4号機の核分裂は2010年11月に終わっている。
2)再臨界が起こっても原発外に影響が及ぶことはない。
3)崩壊しても3月の放出量の10分の1を超えない。
ただし、最終確認をするまでは断定はできない、とも付け加えています。
(参考)
・武田教授のブログ(セシウムの降下と4号機問題)
これに対して、同じく原子力発電所の専門家である京都大学の小出先生は、4号機が倒壊した場合、原発から半径250キロ程度が、膨大な放射能汚染に見舞われる危険性があるとしています。
(参考)
・小出裕章が4号機倒壊を心配 「(倒壊すれば)250キロというようなところも、膨大な汚染を受ける」
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