【茨城県と千葉県の新米からセシウム検出】 *2011年9月2日更新版。
茨城は52ベクレル、千葉は47ベクレル。検査の結果、新米から放射能が検出されました。
千葉県は(2011年8月)25日、福島第1原発事故による放射性物質の影響を調べる収穫前のコメの予備調査で、同県白井市で栽培されたもち米「こがねもち」から、1キロ当たり47ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国の暫定規制値(同500ベクレル)を大幅に下回ったが、コメの検査で放射性セシウムが検出されたのは、茨城県鉾田市に次ぎ全国で2例目。
・東日本大震災:千葉のもち米からセシウム検出 茨城に続き2例目 - 毎日jp(毎日新聞)より。
※その後、市川の新米からもセシウム(1キロ当たり46ベクレル)が検出されました。(2011年9月2日加筆)
【福島県の早場米は不検出】
一方、福島の会津の早場米からは放射能は不検出でした。しかし、会津は福島原発から大分離れています。また、放射線量も県内では低い地域として知られています。今後、福島県内でも放射線量の高い地方の検査も始まります。いずれ、ある程度の放射能汚染米が出てくる可能性が高いと思われます。
※最新の情報では、福島市の新米からセシウム・1キロ当たり20.8ベクレル、二本松市は同じく11ベクレルが検出されました。
・asahi.com(朝日新聞社):福島の早場米3サンプルからセシウム 基準値は下回る - 社会
(2011年9月2日加筆)
【検出限界の高さの問題】
千葉と茨城は、検出限界(定量下限)が40ベクレル。1キロ39ベクレル以下の放射能米は測定することができません。この検出限界の高さは、逆に消費者にとっては不安材料になっているように思います。
なお、新米の放射能 検査結果や検出限界(定量下限)情報は、次の外部サイトが役立ちます。
・【速報】新米の放射能検査結果
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