ドイツのテレビ番組「ZDF」は、「福島第一原発4号機 燃料プール 崩壊なら、日本は終わり」と報道したようです。次の動画が、ドイツZDFとされているもの。YouTubeにアップされています。
動画後半の文字起こしは、次の通り。
われわれ(取材班)は、もっと詳しいことを知るために、なかゆきてるさんに会いました。なかさんは、事務所の様子を見せてくれました。放射線量が高すぎるため、ここでもう誰も働くことができません。
原子力技術者と核エネルギーの専門家、あわせて80人が彼の下で作業をしています。多くの人々は、破壊された原発を掌握するための作業をしています。なかさんは状況をよくわかっています。
取材班:掌握はできていますか?
なか氏:それは東京電力と政府が言っていることです。全ては安定しているとのことです。しかし、あの中にいる人達は信じていません。
4号機の使用済み燃料プールには1300本以上の使用済み燃料棒があります。その上、使用前のものもたくさん貯蔵されています。また強い地震が来たら建屋が崩壊する可能性もあります。もしそうなると新たな連鎖反応が起こるかと考えます.」
(以下、取材班のコメント)
崩れ落ちた原発の周辺地域で今後再び強い地震が起きる可能性も地震の専門家らによって指摘されています。
もしその時に破壊された原発が崩壊するようなことがあれば、我々がその現状をすでに知っているように
日本にとっては終わりを意味するでしょう。
以上、上記youtube動画の後半の文字起こし。
4号機が崩壊すれば、大惨事になると言っている専門家には、京都大学の小出裕章先生や、アメリカーのアーニー・ガンダーセン博士などがいます。小出先生は、もし燃料プールが崩れ落ちれば、これまでに放出された10倍を超える放射能が拡散するだろう、と危惧しています。
(参考)
・ブログ「ざまあみやがれい」:4号機倒壊で放出する放射性物質の量「最大の場合、ケタで多い放射性物質が吹き出してくる。10倍を超える」小出裕章 2/1(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65788435.html
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