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2013年1月24日

【韓国経済危機】外資が不動産市場から撤退

■外資が不動産市場から撤退

米国ゼネラルエレクトリック(GE)が、韓国の不動産市場から手を引くことになりました。GEの不動産投資部門であるGEリアルエステート韓国支社は2012年、ソウル・論ヒョン洞、城南市(ソンナムシ)、大邱市(テグシ)のビルなど4000億ウォン(約330億円)にのぼる物件を売りに出しています。

また、ゴールドマンサックス資産運用も、韓国上陸から5年で撤退します。

(ソース)
・中央日報:Bye Korea…外国人が韓国不動産市場から撤退
(2013年1月23日)
http://japanese.joins.com/article/168/167168.html?servcode=300&sectcode=300

韓国では、経済危機が続いており、資金源が無くなった企業各社が、会社ビルを売って現金確保に乗り出しています。トンイル、シンイル建業、テヤン総建やトマト貯蓄銀行、ハンシン貯蓄銀行が、会社のビルを売却しています。

【韓国経済危機】社屋を売却する企業各社


■ソウル集合住宅の公示価格、6.8%下落

2013年、韓国ではマンションや連立住宅など集合住宅の公示価格が4・1%下落。不動産景気低迷が長期化したことで、2009年以来4年ぶりに全国の公示価格が下落傾向へ転じています。その中でもとくに、住宅市場の低迷の影響を最も多く受けたソウルの落ち込みが激しく、6・8%と急落しました。

【韓国経済の実態】ソウル集合住宅の公示価格、6.8%下落(2013年)


■不動産企業、不況で社員に空き部屋買わせる?

不動産市場の不景気によって建設会社が社員に自費で家を買わせる事態が起きているのだそうです。ソウル市の建設会社に勤務する男性が、会社から約7300万円のマンションを買わされたのだとか。このマンションは2008年に建てられたものですが、会社の財務状況が悪化したため社員に空き部屋を買わせているというのです。

【韓国経済の実態】不動産企業、不況で社員に空き部屋買わせる?

経済危機が続き、企業が資産を売却し続ける限り、不動産価格は下げ止まらないような気がします。

(2013年6月5日更新)