*2023年7月26日更新版。
■中小企業診断士試験の難易度は高め
診断士試験の合格率は低く、難易度は高めです。
たとえば、2022年度の合格率は、1次試験が28・9%、2次試験が18・7%。ですので、なかなかの難関だと思います。
■中小企業診断士試験の合格率
診断士試験の過去5年間の合格率の推移は次のとおりです。
1次試験
・2018年: 受験者 13,773人 合格者 3,236人 合格率 23・5%
・2019年: 受験者 14,691人 合格者 4,444人 合格率 30・2%
・2020年: 受験者 11,785人 合格者 5,005人 合格率 42・5%
・2021年: 受験者 16,057人 合格者 5,839人 合格率 36・4%
・2022年: 受験者 17,345人 合格者 5,019人 合格率 28.9%
2次試験
・2018年: 受験者 4,812人 合格者 905人 合格率 18・8%
・2019年: 受験者 5,954人 合格者 1,088人 合格率 18・3%
・2020年: 受験者 6,388人 合格者 1,174人 合格率 18・4%
・2021年: 受験者 8,757人 合格者 1,600人 合格率 18・3%
・2022年: 受験者 8,712人 合格者 1,625人 合格率 18.7%
(参考)
・中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移(PDFファイル)
■独学で合格できる?
私は元中小企業診断士なのですが、勉強会やイベントなどで数多くの診断士と接する中で、独学で合格したという人にはあまり会ったことがありません。
これは高校・大学受験でも言えることですが、難易度が高い目標であればあるほど、合格者には塾や予備校の出身者が多くなるもの。「ベテラン講師」や「出題傾向をとらえたテキスト」といった強力な武器に対抗するのは至難のワザです。
私自身は通信講座やスクールに通うのがいいと考えています。ですが、当ブログでは、独学で勉強したいという人のための勉強方法も次の記事でまとめています。
・独学で中小企業診断士試験に合格するには
■通信教育とスクール
通信講座ですと、「日本マンパワー」や、「ユーキャン」、「中小企業診断士 通勤講座」などがあります。
資格取得学校では、「TAC」(タック)や「LEC」(レック)、「TBC」などがよく知られています。
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