【放射能汚染マップ】 *10月9日更新版。
(地図)
・放射能汚染マップ(群馬大学早川由紀夫教授作成)
(地図)
・セシウム汚染マップ(文部科学省)
(地図)
・神奈川県茶葉汚染マップ
東京都、埼玉県、千葉県に放射線量が周囲より高いホットスポットが見つかりました。また、千葉県市原市などで牧草の汚染、神奈川県足柄市や小田原市については茶葉の汚染地域が見つかっています。
【野菜の汚染】
福島原発事故にともない、福島県、茨城県、栃木県、群馬県の農産物の一部が出荷停止になりました。現在では福島県以外の多くが停止解除となっています。
(参考)
・東日本大震災についてのお知らせ - 消費者庁
【具体的な品目】
福島県で生産されるホウレンソウ・キャベツなど葉もの野菜、ブロッコリーなどを摂取制限品目として告示している。また茨城・栃木・群馬県のホウレンソウとカキナ、福島県の牛乳・カブ、茨城県の牛乳・パセリなど。
・日本放射能汚染4県からの食品輸入を中断(中央日報) - livedoor ニュースより
(参考)
・水、野菜の摂取・出荷制限のまとめ - NAVER まとめより。
【放射能除去には「洗って煮る」】
洗って煮れば放射能はある程度除去対策になります。ヨウ素は水に溶けやすいので洗うと効果があります。また、煮た際には煮汁は捨てるようにします。
【でも、洗う水は大丈夫なの?】
ここまできて、あれっと思った人もいるのでは。野菜を洗うにしたって、水が汚染されていてはどうにもなりません。安全な水で洗う方策はあるのでしょうか?
【浄水器で放射能の除去はできるの?】
放射性物質の除染が期待できるのは2つのタイプの浄水器です。
・活性炭活用型浄水器
・逆浸透膜浄水器(ROタイプ)
活性炭はヨウ素を吸収する性質があるため、一定の効果が期待できます。
また、逆浸透膜浄水器は海水を淡水にする際などに使用されます。極めて微細な粒子までろ過して純水をつくることができるので、放射性ヨウ素やセシウムなどの放射性物質のほとんどを除去する効果が期待できそうです。
【6万円以上の逆浸透膜浄水器が飛ぶように売れている】
「放射性物質のほとんどが除去可能」というふれこみの「逆浸透膜浄水器」が飛ぶように売れています。
RO逆浸透膜浄水装置は、海水から淡水をつくる技術として知られています。RO膜は水以外の物質をほとんど通さないため、放射性物質のほとんどを除去できるとされています。国内ウォーターサーバーの最大手・アクアクララもこの方式で純水をつくり、販売しています。
RO方式の浄水器は、韓国の浄水器販売・レンタル会社のコーウェイの評判がいいようです。第三者研究機関を使っての放射性物質除去が成功したとマスコミで報道されました。家庭用のものは、60000円前後の価格のものが販売されています。
【無洗米が売れ筋商品に】
お米は無洗米が人気を集めています。無洗米は、普通のコメと比較して「水道水でとぐ必要がない=放射能汚染の心配をしなくていい」という口コミ・評判が広がっています。
こういう事態になると、改めて安全な水の大切さに気付かされます。早く水の心配をしなくてもいいようになってほしいです><