【米軍機による放射能汚染マップ】
(地図)
・文部科学省とアメリカエネルギー省(米軍機使用)の地表汚染地図
土壌の放射能汚染が広範囲に広がっていることがわかります。参考までにチェルノブイリ原発事故の無条件移住の基準は55万ベクレル。
【半径80キロ・放射能ホットスポット・マップ】
(地図)
・ホットスポットマップ(福島県福島市、郡山市、千葉県柏市、流山市、松戸市、埼玉県三郷市など)
上記の地図は、2011年6月時点でもっとも流通している汚染マップの一つです。米軍やアメリカ政府は、福島原発事故が起こってすぐに半径80キロ以内のアメリカ住民に避難指示を出しました。大学や民間の調査の結果、アメリカ政府の判断の妥当性が確認されています。
【20ミリシーベルトの意味】
京都大学の小出助教授によれば、放射能と人間は相いれない存在。被曝放射線量は少なければ少ないほどよい、とアドバイスしています。
20mSvの放射線を浴びると、大人なら125人に1人、こどもは感受性が5倍前後であるため、25人に1人が癌で死ぬ数字だと警鐘を鳴らしています。
・子供に年間20mSvは許されるのか 小出裕章 « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめより。
【放射能除去対策】
中部大学の武田教授によれば、放射性物質は粒子ですので、表土の除去や室内の掃除が有効です。また、放射線の高い地域ではマスクを着用、帰宅後はシャワーを浴びるようにするのがよいそうです。
野菜などはよく洗うこと。一般的に内部被曝は外部被曝よりも影響が大きいと言います。ですので、少しでも摂取する放射性物質を減らす努力が重要になります。
【水道水対策】
WHOの基準は1リットル当たり1ベクレル。日本は10ベクレルでしたが、福島原発事故が起こってから300ベクレルにまで引き上げました。この経緯を考慮すれば、できるだけ1リットル1ベクレル以内に収めるのが理想と考えられます。
水道水の放射能水質汚染対策としては、2種類の浄水器が効果があるとされています。ひとつは活性炭入りのもの、もうひとつはRO逆浸透膜浄水器です。
活性炭フィルターは放射性ヨウ素のろ過に適しているとされています。また、RO水浄水器装置は、ほとんどの放射性物質が除去できると注目を集めています。
RO浄水器システムの販売・レンタルでは、国内では寺岡精工、海外では韓国ナンバー1のコーウェイ(coway)がよく知られています。
寺岡もコーウェイも、第三者機関を使って放射性物質除去の実証実験を行い、成功したと発表しています。