【7月2日、0.14ベクレル】
約2か月ぶりに東京の水道水から放射性物質が検出されました。
放射性セシウム137、1キロ当たり0.14ベクレル。
(ソース)
・都内の水道水中の放射能調査結果(公式HP)
もう東京の水道水汚染の問題は収束したと思った人が少なくなかっただけに、ショックを受けた人が多かったようです。数値自体はまったく気にすることはないのですが、放射性物質が出た自体が重く受け取られました。まだしばらくは、水道水のセシウム汚染から逃れられないようです。
ご存じのように、群馬県の北部、栃木県の北部が深刻な放射能汚染の状況にあります。山や川が汚染されているわけですから、今後も放射性物質の混入は続くと見た方がいいかもしれません。数値の方は、0.14からさらに小さくなっていくでしょう。でも、たとえ計測にはあらわれなくても、この先1、2年はまったくの0にはならないのではないか。素人考えですが、ついついそう考えてしまいます。
【放射性物質を除去できる浄水器】
家庭用の浄水器の中にも、放射能汚染を除去できる種類があることが知られています。1つは活性炭とイオン交換樹脂を使ったタイプ。もう1つはRO逆浸透膜浄水器です。
活性炭とイオン交換樹脂を使ったものには、ポット型浄水器・東レのトレビーノなどが有名です。浄水ポットの中では、トレビーノがランキング上位の常連になっています。
RO浄水器については、韓国のコーウェイの製品が有名です。RO膜は、海水をろ過して純水を作ることができる装置として知られています。コーウェイは、福島原発事故後、速やかに自社の浄水器を使った放射能汚染除去実験を第三者機関に委託しました。結果、放射性物質が除去されたと報道されました。
ミネラルウォーターやウォーターサーバーも人気です。ただ、年間の費用を計算した場合に、浄水ポットや価格が格安の家庭用のRO水浄水器を採用する人が増えているようです。
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