【東都生協による梅の検査結果】
ウメのセシウム濃度は、他の野菜に比べて高い傾向があります。
以下は、サンデー毎日7月17日号に掲載された測定結果です。
・宮城県産 31.4(6月10日)
・茨城県産 87.9(5月27日)
・神奈川県産 10.3(5月20日)
※東都生協調べ。数値は1キロ当たりの放射性セシウム(ベクレル)。
なお、東都生協による野菜や牛肉、豚肉、牛乳などの測定結果は、公式HP上で公表されています。
・東都生協公式HP
東都生協については、小数点第地位まで測定して公表している姿勢が高く評価されています。今後は、計測の頻度や品目数を増やしていってもらえたら、ありがたいですね。
生協(コープ、coop)といっても、放射能汚染検査においては、取組み姿勢に大分温度差があります。その中で、東都生協の取り組みは積極的です。
【厚生労働省の発表】
なお、厚生労働省による主なウメの測定結果は次の通りです。
・福島県 福島市 H23.7.8 340
・群馬県 中之条町 H23.7.7 30
・山形県 村山地域 H23.6.29 11
・福島県 相馬市 H23.6.13 650 (出荷規制)
・福島県 南相馬市 H23.6.13 750 (出荷規制)
(ソース)
・食品の放射能測定データ
相馬市と南相馬市の梅については、際立って高い数値が出ています。セシウムの暫定基準値は500ベクレルですので、それを超えてしまっています。福島市でも高い数値が検出されています。
【新聞報道より】
福島県は(2011年5月)28日、同県伊達市で採取された梅の実から、食品衛生法で定められた基準の1.16倍の放射性セシウムを検出したと発表した。果実で基準を超えたのは初めて。県は同市の農家に出荷自粛を要請した。
県によると、26日に伊達市で採取された梅から基準(1キロ当たり500ベクレル)を上回る同580ベクレルが検出された。
・asahi.com(朝日新聞社):梅の実から放射性物質、基準値超える 福島・伊達 - 社会より。
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