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2014年12月9日

【年収が高いのはどっち?】 公認会計士 vs 中小企業診断士

公認会計士の方が年収が高い?

平均年収で見ると、公認会計士の方が中小企業診断士よりも収入が多いようです。

年収ラボというサイトによれば、2013年の公認会計士の平均年収は 817万円

(参考)
年収ラボ:公認会計士の平均年収

一方、中小企業診断士の方は、739・3万円との情報があります(J-Net21)。

この数字は「業務全体」の日数が100日以上の人のコンサルタント業務の年収の平均。最も構成割合の多い収入帯は、「501~800万円以内」(19.6%)

なお、739・3万円の数字は「3,001万円以上」をのぞいた平均。「3,001万円以上」は特殊なケースなので、これを入れてしまうと平均が高くなり、あまり実態を反映しない結果になるとの配慮なのかなと思います。

(参考)
J-Net21:データでみる中小企業診断士

参考までに、一般的な企業人(正社員)の平均年収は450万円程度と言われています。


年収が高い資格って何?

上記の年収ラボというサイトでは、高収入のランキング一覧も掲載しています。

それによると、順位は次のとおりです。

1位  弁護士  1,189万円
2位  医師     1,072万円
3位  公認会計士  817万円 
4位  税理士 817万円
7位  一級建築士  677万円
4位  歯科医師  621万円
6位  不動産鑑定士 566万円
8位  獣医師  554万円
9位  薬剤師  533万円
10位 技術士  532万円

くわしくは、当ブログの次の記事でまとめています。

【頂上決戦】 儲かる資格ランキング 【高収入の職業・資格】


求人条件はどんな感じ?

転職の際の求人の条件はどうなっているのでしょうか。

indeed という転職情報サイトの求人を抜粋すると、次のような条件のものがあります。

〇 経営企画・戦略(東京都)

    年収 700万 ~ 1,000万円

〇 経営コンサルタント(東京都)

    年収 350万 ~ 1,000万円 - 正社員

〇 経営・戦略コンサルタント(東京都)

    年収 700万 ~ 1,000万円

〇 【急募】文京区本郷にある経営コンサルティング会社で<コンサルタント>(東京都)

    年収 310万 ~ 620万円

〇 コンサルタント スタッフ (東京都)

    年収 300万 ~ 800万円

※ 以上、求人条件(望ましい資格など)の一つに中小企業診断士が入っている求人。


企業内診断士の年収

企業で働く中小企業診断士のうち、約半分の人が管理職との情報があります。

(参考)
LEC:中小企業診断士の魅力

ウィキペディアによれば、中小企業診断士として独立している者の割合は27・6%(2005年12月時点)。登録者のうちの7割くらいは独立開業を行わず、企業内にとどまる「企業内診断士」なのです。

(参考)
ウィキペディア:中小企業診断士

企業内診断士の人の中には、経営企画や経営コンサルタントの仕事とはまったく別の仕事をしている人もいます。平均年収を評価するうえでは、この辺の事情も考慮するとよりよいかと思います。


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