【宮城の新米、放射能は不検出】
読売新聞などの報道によれば、平成23年度の宮城県の米からセシウムは検出されなかったということです。
宮城県は(2011年)9月1日、県産米について8月下旬から始めた放射性物質の予備調査結果を初めて公表した。すべて不検出だった。
結果が判明したのは、県内32市町村134地点のうち5市町19地点分。県は8月26日、角田市や大河原町など県南部の5市町の水田で稲を刈り取り、専門機関に分析を依頼していた。分析は31日に終わり、放射性セシウム濃度はすべて検出限界の1キロ・グラムあたり20ベクレル未満だった。
・放射性物質不検出…宮城県のコメ予備調査結果 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)より。
予備調査19点についてはすべて不検出。角田市、大河原町は、予備調査が終わったので次は本庁さになります。引き続き調査が実施されるため、本調査の結果が判明するまでは新米の出荷、販売は自粛、ということになっています。
【定量下限値は、20ベクレル】
主な検査結果は次の通りです。
角田市角田町 H23.8.26 不検出
大河原町大河原町-1 H23.8.26 不検出
柴田町槻木町-1 H23.8.26 不検出
川崎町川崎町 H23.8.26 不検出
丸森町丸森町 H23.8.26 不検出
・宮城県HP公式検査結果(PDF)より。
不検出というのはゼロということではありません。宮城の場合、定量下限値というのが1キロ当たり20ベクレル。つまり、19ベクレルまでのセシウム汚染があっても、この検査・測定ではわからないということになります。
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