国産のガイガーカウンターであるエステー「エアカウンター」。日本製を待ちわびていた人から注目を集めています。株価も報道を受けて急上昇しました。
前回の記事では、エアカウンターの概要についてご説明しました。
【気になること】
気になるのは、計測時間。１０分というのは長すぎないでしょうか。
毎回５分ということですと、時間に余裕がある人にとってはいいのかもしれませんが、短時間に複数の場所を計測したい私のようなタイプだと困ります。現在市場に出回っているものは、１分前後で計測できるものが少なくありませんから。ただし値段はおおむね２万円以上になります。
【HORIBA PA-1000やmr.gammmaなら１分】
堀場製作所のシンチレーション式サーベイメーター「PA-1000。radi（ラディ）」や「Mr. gamma（ミスター・ガンマ）」であれば、計測時間は約１分。しかし、価格の方は１３万円～１４万円と高価。２万円ちょっとのradex rd 1503でも、４０秒で計測してくれます。
【いいものは高い】
エアカウンターは値段が１万円を切ります。２０１２年には７０００円前後の新製品が出るそうです。この価格は魅力。しかし、いいものは高い、というのも現実です。まあ、悪いものでも高いものがありますので、それには気を付けなくてはいけませんが。
ちなみに、中部大学の武田教授はterra（テラ）という機種を勧めています。また、放射能汚染マップの作成で有名な群馬大学の早川教授は「Mr.gamma（ミスターガンマ）a2700」（clear-pulse社）という機種を使っています。
堀場のものとこのミスターガンマは、精度に定評があります。しかも計測時間が短いという口コミ・評判。私は最初「radex rd 1503」を注文。その後、結局 mr. ganmaを購入することになりました。ホットスポットである群馬県前橋市に住んでいると、正確な数値がわからなければ、寿命を縮めかねません。なので、必然的に正確なものがほしくなります。
いま住んでいる群馬県は、放射能汚染地域だらけということがわかりました。なので、きちんと計測する習慣をつけないと安全が確保できなのでは、と考えています。
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