福島第一原発の現場スタッフ自身が、こんな発言をしていると、注目を集めています。
発言は、ドイツの番組の中でなされています。 その動画とは、ドイツZDF「フクシマの嘘(うそ)」です。
問題の発言は、2012年3月にアップされた30分ほどのyoutube動画の「22分50秒」くらいから始まります。現場スタッフとされる「ナカ氏」がコメントしています。
以下、文字起こしです。
ZDF記者:今原発は安全なのですか?
ナカ氏:そう東電と政府は言っていますが、働いている職員はそんなことは思っていません。
とても危険な状態です。
私が一番心配しているのは4号機です。
この建物は地震でかなり損傷しているだけでなく この4階にある使用済み燃料プールには、約1300の使用済み燃料が冷却されています。 その上の階には新しい燃料棒が保管されていて 非常に重い機械類が置いてあります。なにもかもとても重いのです。
もう一度大地震が来れば建物は崩壊してしまうはずです。そういうことになれば、また新たな臨界が起こるでしょう。
ナレーター:このような臨界が青空の下で起これば 日本にとって致命的なものとなるだろう。 放射能はすぐに致死量に達し、原発サイトで働くことは不可能となる。 そうすれば高い確率で 第1、2、3、5、6号機もすべてが抑制できなくなり、まさにこの世の終わりとなってしまうだろう。
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