■ ユーキャン vs 通勤講座 中小企業診断士講座
*2016年1月4日更新版。
私は元中小企業診断士です。「元」というのは、更新をせず、資格が失効してしまったためです(汗) 今回の記事では、診断士試験に合格した経験や、ユーキャンと通勤講座に電話で聞いたことも踏まえて、診断士講座の特色や、口コミ・評判などをまとめました。
■ 「テキストがわかりやすい」ユーキャン
ネット上の口コミ・評判をチェックしてみますと、「ユーキャンの診断士講座のテキストはわかりやすい」との声があります。公式ページ上にテキストの見本が掲載されています。そちらを見ても、やはり「わかりやすい」と感じました。
診断士講座に限らず、ユーキャンのテキストは、初学者でもスッと頭に入ってくる内容になっています。色が効果的に使われていたり、図表やイラストがあったりと、勉強の途中でつまずかないようにとの配慮が感じられます。
■ 「聞き流し学習」が効率的な通勤講座
ブログ上の合格体験記で、1次の勉強で「通勤時間を利用した耳勉が効率的だった」との声があります。その他には、「必要な情報はすべて学習マップに書いてあるので、試験の直前もひたすらマインドマップを覚えることに集中できた」といった趣旨の口コミも見受けられます。
■ ユーキャンの診断士講座の特色
電話で聞いたところでは、ユーキャンの診断士講座には以下のような特徴があるそうです。
・あくまでテキスト中心(DVDやWEB中心ではない)
・補助的にWEBサービスはあるが、基本はテキスト
公式ページによれば、診断士講座の特色は次のとおり。
1、わかりやすく、絞り込んだテキスト
2、ていねいな個別添削で、二次試験対策
3、経験豊富な講師によるサポート
ユーキャンの診断士講座については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【2016年版】 ユーキャン 中小企業診断士講座 (口コミ・評判)
■ 通勤講座の診断士講座の特色
通勤講座の特色は、聞き流し学習ができること。なので、その名前のとおり、通勤の移動時などに適した勉強法と言えます。
通勤講座に電話で聞いたところでは、次のような特徴があるということでした。
・通勤時間やスキマ時間に勉強できる
・サイト上で無料体験講座(音声講座と学習マップ)が利用できる
通勤講座については、当ブログの次の記事で解説しています。
・【2016年版】 中小企業診断士 通勤講座 【特色,口コミ・評判】
■ 共通のメリットは「取り組みやすさ」
両者に共通しているのは、試験勉強への「取り組みやすさ」。
診断士のテキストや参考書の中には、わかりにくかったり、とっつきにくかったりするものもあります。いくら質の高いテキストでも、読むのが苦痛だったり、内容がよく理解できないのでは、勉強挫折の引き金になりかねません。そういう意味でも、初学者の人はとくに、わかりやすいテキストを選ぶことが、効率的な学習につながります。
通勤講座については、聞き流しができます。テキストを読んだり、問題を解いたりする作業には一定のパワーが必要です。そのため、仕事で疲れているときなどにはついついサボってしまいがち。ですが、聞き流し学習には労力がほとんどかかりません。
以上のことから、ユーキャンも通勤講座も、診断士対策スタート時の教材として適していると思います。
■ その他の通信講座
その他の通信講座(教材)には、「日本マンパワー」などがあります。診断士試験対策の通信講座については、当ブログの以下の記事で取り上げています。
・【2016年版】 中小企業診断士 通信講座 比較 【費用,口コミ・評判】
■ 通信講座と通学講座、おのおののメリット
私の場合は、通信講座とスクール、両方を利用しました。
通信講座のよかった点は、テキスト・教材がセットになっていることや、いつでもどこでも勉強に取り組めたこと。
スクールに通ってよかった点は、診断士に合格した複数の講師から答案の作成方法を具体的に学べたことや、意識の高い生徒と事例研究ができたこと。診断士対策のスクールとしては、「TAC」(タック)や「LEC」(レック)、「TBC」といった学校がよく知られています。
TACの診断士講座については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【2016年版】 TAC 中小企業診断士講座 【特色,口コミ・評判】
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・ゼロからわかる中小企業診断士
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