【放射能対策で、ポット型浄水器が人気】
水道水の放射能汚染対策として、遅ればせながら東レのトレビーノＰＴ５０２Ｖをネットで注文しました。
価格は３０００円くらい。浄水器ポット人気の背景は、価格の安さにありそうです。
ネットの口コミ・評判では、活性炭やイオン交換樹脂が放射性物質除去に効果があるといわれています。ただし、活性炭は放射性ヨウ素の除去。現在はセシウムが主な課題なので、イオン交換樹脂式がいい、ということになるのでしょうか。
トレビーノは活性炭とイオン交換、両方の方式を採用しています。
PT502Vの特長としては、浄水時間が短いことがあるということです。１リットルあたり５分。５分というのが短いかどうかは意見の分かれるところですが。また、縦にも横にも置けるのをウリにしています。
【東レは、放射能除去効果を否定】
残念ながら、東レ自身は、トレビーノによる放射性物質除去効果を、ＨＰ上で公式に否定しています。
水道水に含まれる放射性物質に関し、当社家庭用浄水器“トレビーノ”による除去についてのお問い合わせを数多くいただいております。
（中略）
今般、各方面よりお問い合わせを頂戴しております放射性物質は、その対象物質に含まれておりませんので、現時点では性能評価の実績もなく、お答えできる知見はございません。何卒ご了承の程、よろしくお願いいたします。
・東レ公式ＨＰのトップページ・２０１１年３月２４日のお知らせより。
いくらネット上の口コミ・評判がよくても、本人が否定しているのでは、あまり期待はできなそうです。
まあ、でも気休めくらいにはなると思うので使ってみます。
期待ができるのはＲＯ膜逆浸透膜。こちらの方は、東レは放射性物質が除去できると公表しています。しかし、東レ自身は家庭用のＲＯ水・逆浸透膜浄水器を販売していません。
（参考）
・東レ、RO膜で放射能除去に成功（逆浸透膜浄水器の評判）
実証実験に成功している、ということでは、コーウェイ（coway）や、寺岡精工、マーフィードあたりが候補にあがりそうです。
お金をためて、いずれ逆浸透膜浄水器を購入したいと思っています。
【関連記事】
・ポット型浄水器で放射能の除去は可能？（イオン交換樹脂）
・【放射能】栃木県の水道水からセシウム検出（飲料水）
・水道水、本当のこと（ﾄﾘﾁｳﾑ,ro逆浸透膜浄水器）
・【放射能】やっぱり。福島原発からﾄﾘﾁｳﾑ検出（危険性）
・【飲料水の放射能対策】コーウェイのＲＯ逆浸透膜浄水器の評判と価格
・【２か月ぶり】東京都の水から放射性セシウム（水道水の放射能汚染）