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2015年4月26日

【賛否両論】 「いい口コミ」と「悪い評判」 【ウェブセールスコピーの法則】



『ウェブセールスコピーの法則』の「いい口コミ」と「悪い評判」

ネット上で調べてみますと、書籍『ウェブセールスコピーの法則』 マリア・ヴェローソ 著(ダイレクト出版)については、賛否両論あります。今回の記事では、双方の意見についてまとめてみました。


結論から言うと?

『ウェブセールスコピーの法則』については、いいと言う人、悪いという人、両極端の意見があります。これはダイレクト出版の他の本にも言えることですが、好きな人と嫌いな人とがくっきり分かれる本であるように感じます。

「劇的な効果はない」「読みにくい」という意見がある一方で、「ダイレクト出版の本の売り方の戦略自体が勉強になる」といった声もあります。私自身、「ダイレクト出版の本の売り方」を学ぶことも参考になるのではないかと思います。


アマゾンの評判は?

アマゾンでは、総合評価は5点満点中 3・8点。レビュー件数は109件となっています。

レビューを抜粋すると次のようなものがあります。

〇 肯定的なレビュー

「コピーについて少しだけ勉強しコピーを書く上で必要な事ががなんとなくわかってきた上で本書を評価すると、この本はコピーの専門書としては内容が濃く申し分ないものであると言える。
  また、本書の内容以外で注目すべき点は、この本が第3版であるということ。ウェブコピーやダイレクトレスポンスマーケティングの本場アメリカではこのような本が恐らくたくさん出ていると思う。その中で2回も改訂し売り出されているという事は、この本の人気の高さを証明するものである。」

「全体としては参考になる良い本なのですが、この本を読んだだけでこの本に書いてあるようなコピーを書くのは無理があるのでは?と思いました。
  (中略)
  ただ、コピーを書くための凡そのカタチはつかめるかと思いますし、参考になるテクニックがたくさん書かれているのは事実です。
  なのでまずはコピーを書くためのきっかけとして読んでみると良いかと思います。」

〇 否定的なレビュー

「いろいろとコンサルをしますが、ここに載せられているセールスコピーライティングだけがすべてではありません。事業やそれぞれのビジネスモデルによっては、その手法も変わってきますので、この一冊で独立・開業の最強スキルが身に付くかというとその点は疑問です。」

「良い本というのは、読みやすい文章で読者の心に響く本だと思うのですが、この本は真逆です。
著者の成功談とその理由などが書かれているのですが、とにかく文章が固すぎて読むのが苦痛です。」

(参考)
アマゾン:ウェブセールスコピーの法則


Yahoo!知恵袋の評判は?

Yahoo!知恵袋ですと、次のような口コミが寄せられています。

「このウェブセールスライティングを必要スキルとする方にとっては良質な本ですが、まだ情報弱者と言われる知識量の少ない方にとっては持て余す本だと思います。
  ちなみにですが、定められた期間内であれば返品もできますので
  購入する際に騙されると思うリスクはないと思います。」

(参考)
・Yahoo!知恵袋:ウェブセールスコピーの法則って何ですか?


マリア・ヴェローソって誰?

『ウェブセールスコピーの法則』の著者マリア・ヴェローソの経歴・プロフィールは、次のようなもののようです。

「ブレークスルー・アンリミテッド社 CEO
  シンク・アウトサイド・ザ・ブック・パブリック社 CEO
  ウェブ・コピーライティング大学 会長

  コピーライターとしてのキャリアは1977年~

  このウェブ・コピーライティングの第一人者であり、
  自身のオンライン企業や
  インターネットビジネスを行うクライアントの売り上げは
  累計1億5000万ドルを超えている。」

(参考)
・ウェブセールスコピーの法則の全情報:ウェブセールスコピーの法則のマリアヴェローソとは?


ダイレクトマーケティングって何?

マリア・ヴェローソは、ダイレクトマーケティングの第一人者でもあるようです。

ダイレクトマーケティング(direct marketing)とは、直接 消費者や顧客の反応を獲得し、リレーションシップ(相互関係)を構築していくマーケティングの方法。近年、この手法で成功を収めている人が多いのだとか。

代表的な人物としては、ダン・ケネディーなどの名前が挙げられます。

ダイレクトマーケティングについては、当ブログの次の記事でまとめています。

【ゼロからわかる】ダイレクトマーケティング


「書籍の売り方」の戦略がもっとも参考になる?

ネット上では、「この『ウェブセールスコピーの法則』という書籍の売り方の戦略自体が興味深い」との声も見受けられます。

広告戦略として、サラリーマン生活に疑問を感じている人などに訴えかけ、次のような売り方でさらに引き付けているというのです。

・「5,000円のところ 2,700円」
・「30日間返金保証」

書店で2,700円の本を見れば高いと思いますが、ネット上でこの本が売られているのを見ると、さほど高く感じない点など、私も「なるほどうまいなぁ」と思います。

ダイレクト出版の他の本についても、書籍の中身よりも、むしろ「書籍の売り方」が勉強になると思うものがあります。この書籍についても、そうした意味でも気になる本だと感じます。


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