【那須高原、２．０マイクロシーベルト！？】
放射能レベルは「那須高原で1.8μSV/h」でした。3日前は「2.0μSV/h」でした。
twitterより。
２０１１年５月、ツイッター上で流れたツイートです。ＮＨＫで報道される前にもすでにネット上では口コミが広がりつつありました。２．０というのは、福島県以外では、もっとも高い放射線量に分類されます。群馬大学の早川教授によれば、３月１５日の福島原発からの風によって放射性物質が那須高原に運ばれたのではないかということです。
【１．０マイクロ以上のホットスポットが点在】
（地図）
・【まとめ】ホットスポット（放射能・放射線）
群馬大学の早川由紀夫教授は、いちはやく２０１１年４月上旬に千葉県柏市の周囲に放射能・ホットスポットが存在すると指摘しました。６月１８日に放射能汚染マップが更新され、新たに栃木県の那須塩原や那須高原の一部が１時間当たり１．０マイクロシーベルト以上の等値線で囲まれました。
詳しい地図は、早川教授のブログにて無料配布されています。
・早川教授のブログ
【小学校が放射能汚染】
放射線量濃度が高いのは小学校も例外ではありません。
・那須塩原市立関谷小学校 １．５７
・那須塩原市立金沢小学校 １．２５
※いずれも週刊現代の独自調査結果。
自治体でも放射線量が高いことを受けて、校庭の表土の除去などがスタートしました。栃木県が５月に行った放射線量測定で、那須塩原市では１９カ所で毎時１マイクロシーベルトを超えました。これを受けて、那須塩原市は小中学校の校庭と幼稚園の園庭などの表土除去を行うことを決めました。
ただ、放射能汚染除去費用をどこが負担するかで、話し合いが行われています。栃木県では、２回の調査で２回とも１．０マイクロシーベルトを超えた学校施設に限って補助金を出すという考えを示しました。放射線量を減らしたい気持ちはあっても、除染の費用負担をめぐってはなかなか話がまとまらないのが実情のようです。
（参考）
校庭など表土除去 那須塩原市と那須町の２７カ所が独自に実施 栃木＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
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