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2011年9月22日

【最新 地図】那須高原の放射能 ホットスポットは、チェルノブイリ級

【最新 放射能汚染マップ】

那須高原の最新の地図としては、2つの放射能汚染マップが公表されています。ひとつは文部科学省作成の土壌汚染マップ。もうひとつは群馬大学の早川由紀夫教授が作成した汚染地図です。

(地図)
文部科学省の汚染マップ

(地図)
群馬大学・早川教授の汚染地図


【栃木県の3分の1が土壌汚染】

文科省の放射能汚染地図を見ると、栃木の実に3分の1の面積が、深刻なセシウム汚染被害にあっていることがわかります。暗い緑色と濃い青色の地域は、おおよそ、チェルノブイリ第4区域「放射線管理区域」に相当すると思われます。

また、薄い青色の地域は、おおよそ、チェルノブイリ第3区域「移住の権利が認められる地域」に該当する可能性があります。

1キロ当たりのセシウム(ベクレル)を1平方メートル当たりのセシウムに換算するには、1キロ当たりのセシウムの数値に65を掛けるとよいようです。(放射能防御プロジェクトより)


【栃木県の3分の1は、福島県白河市、いわき市並】

群馬大学の早川教授の放射能汚染マップで見比べると、栃木の那須高原や日光は、福島の白河市やいわき市並のセシウム汚染と言えます。除染を行うことは当然として、場所によっては避難を考えた方がいい地域があるように思います。

セシウム134、137の合計蓄積量が福島県外で(1平方メートル当たり)一〇万~三〇万ベクレルとなったのは、栃木県那須町や那須塩原市、茨城県北茨城市など。筑波大のグループが先にまとめた土壌汚染地図での傾向とほぼ一致している。

ネットウォッチ » 東京新聞:放射性セシウム蓄積 茨城・栃木北部も:福島原発事故(TOKYO Web)より。

なお、チェルノブイリ事故の際に移住の権利が認められたのが第3区域で、1平方メートル当たりセシウム(137)18万5千ベクレルが基準になります。


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