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2012年2月2日

吉田昌郎さん「私は、ステージⅢの食道がん」(福島原発前所長)

「私のがんは、ステージⅢだと医者からは言われています。今となっては、淡々と入院して、手術をするだけですよ」

フライデー2月10日号に、福島第一原発前所長・吉田昌郎さんへのインタビュー記事が掲載されました。記事中で吉田さんは、「私は、ステージⅢの食道がん」とコメントしています。

吉田さんは、菅直人前首相の指示に逆らい、原子炉への海水注入を開始・継続。原発のさらなる崩壊を防いだ「フクシマ50」のリーダーとして知られます。吉田さんは、12月1日に所長を退任。のちに食道がんであることがわかった、とされています。

インタビューは、2012年1月22日、都内近郊にて行われています。
11月24日の入院から、抗がん剤の点滴を2度実施。一度退院してから、ふたたび入院。もう一度抗がん剤の点滴を受けたといいます。


【「吐血の事実ない。私は食道がん」】

ネット上などでは吐血した、とのウワサがありましたが、本人は「デマ」と一笑に伏しています。
記事では、自身の病気について、本人の口から「食道がん」という返答があったとされています。転移はなく、ステージは3。

ステージ(病期)Ⅲの食道癌は、次のように定義されているようです。

III期
がんが食道の外に明らかに出ていると判断されたとき、食道壁にそっているリンパ節か、あるいは食道のがんから少し離れたリンパ節にがんがあると判断され、他の臓器や胸膜・腹膜にがんが認められなければIII期と分類します。

がん情報サービスより。


【「被曝とは直接関係ない」】

記事中で、吉田さんは被曝とガンとの関係を否定しています。
事故後の累積被ばく線量は約70ミリシーベルト。被曝の影響なら、潜伏期間が5~10年であることなどが根拠だといいます。

インタビューでは、次のようにコメントしています。

「今の病状だけで言えば、放射線の影響は直接ないんじゃないかなぁ、と私もそう思っています」

記事の最後で、吉田さんは次のように締めくくっています。

「福島の人たちに何らかのサポート、支援をしていきたい。死ぬまでそういうことをしていきたいと思っています」


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