【文部科学省の土壌汚染マップ】
文科省による放射能・土壌汚染マップですが、このほど埼玉の地図が公表されました。
（地図）
・【汚染】埼玉県の空間線量率マップと放射性セシウムの土壌汚染マップ（文科省 航空機モニタリング） | SAVE CHILD
今回の調査で、秩父市など、埼玉西部でのセシウム汚染が際立っていることが確認されました。また、三郷市、吉川市の一部にも放射能ホットスポットが点在していることが明らかになっています。
埼玉県秩父市南部の山中の一部でも、沈着量の多い場所があった。これらの地域では、事故後に放射性物質を含む雲が風で運ばれ、雨が降った際に地表に沈着したとみられる。【野田武】
・汚染マップ：柏周辺６万～１０万ベクレル 千葉・埼玉公表 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)より。
【三郷市と吉川市では、東部の汚染が顕著】
土壌汚染マップを見ると、三郷、吉川の東部での土壌汚染が確認されました。色分けは暗い緑色。チェルノブイリのセシウム汚染区分でいうと、おおよそ「放射線管理区域」に相当すると考えられます。チェルノブイリ事故では、１平方メートル当たり３７０００ベクレル以上の場所が放射線管理区域とされました。人が住んだり、農業を行ったりしない方がいい場所、ということになるかと思います。
相対的には、秩父市のセシウム・土壌汚染の方が際立っているようです。秩父、三郷、吉川の放射能汚染地域については、速やかに除染等の対処を検討する必要がありそうです。
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